tmtmgm’s blog

育児、料理、投資に興味あります。

赤ちゃんの目やにが治るまで(先天性鼻涙管閉塞)の記録

うちの娘は、生後1週間位から右目の目やにが出始めて、完全に出なくなるまで1年かかりました。ブジーはせず、自然治癒で治りました。

先天性鼻涙管閉塞といって、生まれつき鼻涙管がつまっている症状です。涙の通り道がふさがっているので、目やにが出やすいそうです。ひどくなると炎症を起こしたり、結膜炎になったりします。

うちの娘も1ヶ月に1回は軽い結膜炎になっていました。黄色っぽい目やにが沢山出て、ひどいときは寝起きに目やにで目がくっついて開けられなくて可哀想でした。

 

出産後、病院からお家に帰ってきてから目やにが出始めて、気にはなるけどまだフニャフニャすぎて病院に連れていくのも怖くて、1ヶ月検診まで我慢しようと思い、とりあえずガーゼでキレイにしてあげてました。1ヶ月検診が待ち遠しくて仕方なかったです。

1ヶ月検診の前に、母乳の指導でクリニックに行ったときや役所の保健師さんが様子を見に来てくれたときに目やにについて聞いてみましたが「赤ちゃんは目やにでやすい」とのことで、悩みは解決せず。

待ちに待った1ヶ月検診でしたが、私がいっていたクリニックでは1ヶ月検診のときには薬は処方してもらえなくて、結局別の小児科へ行きました。初めての病院でドキドキ。

先生に症状を話して、トスフロという目薬を処方してもらいました。

帰ってからは、治ることを期待して目薬をさしましたが、結局あまり変わらず。

毎日、目やにのことで悩んでました。育児本読んだり、何度も何度もネットで調べたり。今思えば早めに眼科に行けばよかったなと思いますが、当時は小さい赤ちゃんを連れて歩くのが怖くて出来ませんでした。病院いって風邪がうつったらどうしようとか、待ち時間が長くてその間にお腹すいて泣き出しちゃったらどうしようとか。

自分で調べるうちに、この目やにの原因は先天性鼻涙管閉塞なんじゃないかと思い、マッサージしたりしましたが改善しませんでした。

3~4ヶ月検診でも相談しましたが「これくらいの目やにはよく出るから」と言われるだけでした。この頃は、私も「どうせ誰に聞いても赤ちゃんが目やにでるのは当たり前っていわれるんだ...」とふてくされてました。

どうしたらいいんだろうと悩んで日にちがたつにつれて目やにが白っぽいものから黄色や黄緑色になってきたので、ちょっとこれは一度眼科に行こうとまずは近所の眼科に行きました。

そこで先生に症状を話し診てもらい、先天性鼻涙管閉塞だと言われました。そこでは「4ヶ月では目薬とマッサージでは治らないかもしれない。2ヶ月ほど目薬とマッサージで様子を見るけどそれで治らなければブジーといって針を通して鼻涙管の詰まりを取る処置をする」と言われました。

あの小さい目に針を通すとか怖すぎる。しかも、先生があまり清潔感のない年配の方で、他の患者さんもお年寄りばかりの病院だったので、なんとしてでもブジーは避けたいと思い、毎日目薬とマッサージをやっていました。

しかし、1ヶ月半経っても改善されず...眼科では、あと2週間しても治らなければ針を通すと言われました。

失礼かもしれませんが、ブジーをやるとしても最初に行った眼科ではやりたくなかったので、他の病院を探しました。たまたま3駅ほど先に小児眼科の先生をみつけたので、そちらへ行ってみました。

そちらの先生の診断も先天性鼻涙管閉塞でした。やっぱり針を通さないとダメかぁと諦めていたのですが、先生からは、「先天性鼻涙管閉塞は、9割の子が1歳までに自然に治ります。急につまりがとれて、目やにがでなくなります。マッサージも必要ないです。してもしなくても変わりません。」といわれました。

マッサージもしなくていいのは衝撃でした。

沢山の子どもを見てきている先生だからと夫と相談してこちらの先生を信じることにしました。

軽く結膜炎になっているので、以前から使っているのと同じ目薬を処方してもらい、あとは、ひどくなってきたら再度受診になりました。

その後も目やには相変わらずで、1ヶ月に1回位ひどくなってしまうので、何度か目薬をもらいに眼科へ行き目の様子もみてもらいました。

いよいよ1歳というときも、あまり症状は変わらず目やにが出ていて、もうだめかぁと諦めていたのですが、1歳すぎてある日急に目やにがでなくなり、寝起きも目やにがなくキレイになりました。

先生がいっていたように急につまりがとれて治りました。

毎日目やにのことで悩んでいたけど、ブジーをせずに自然に治ってよかったです。