人に気を遣いすぎるのも疲れる
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本
- 作者: 武田友紀
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2018/07/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本で、「繊細さん(HSP)」という概念を初めて知りました。
私は、「繊細さん」なのかもしれない…。
まだ仕事をしていたときですが、
- 仕事中、常に行動や言動を監視されていて息苦しかった
- 上司の機嫌や雰囲気を察して仕事をすることを求められていて、いつも上司の機嫌に振り回されてた
- 他の人が目の前で怒鳴られているのが辛かった
- 閉塞感のある職場環境が息苦しかった
上司が最優先で自分のことは後回し(お手洗いにもいけない、食事もゆっくりとれない)、細やかな気遣いや気配りを求められる仕事で、職場にいる間は、いつも気を張っていて家に帰るとぐったりでした。
まだ実家暮らしだったときは、仕事だけしていればよかったので、なんとか頑張れていました。ですが、数年経ち、結婚、妊娠すると生活環境ががらりと変わり、段々身体と気持ちがついていけなくなりました。
当時は、食事のときも寝るときも何をしていても会社のことを考えると涙が出てきて、だんだん朝起き上がることが出来なくなりました。それでも頑張って会社へ行っていましたが、我慢の限界を超える出来事が多々起こり、耐えられなくなり退職を決意しました。
会社を辞めてからは「今どきは、女性も正社員で働き続けるのにリタイアすることになり、自分が情けない。悔しい。」と後悔していましたが、子どもが生まれてから約一年経ち、やっと怒りや後悔の気持ちが消化されて、冷静に振り返ることが出来るようになりました。
今は、本当に辞めてよかったと思っています。
仕事すること自体は楽しかったです。仕事が上手く進んだときや喜んでもらえたときは、とても嬉しかったですし達成感がありました。でも、職場環境が自分には合ってませんでした。分かりながらもずっと我慢していましたが、遅かれ早かれいつか限界がきてたんだろうと思います。
今は、人生の転換期。お休みをしていいんだ。育児を思う存分楽しもう。と思えるようになりました。
いずれは、また働く予定です。そのときは、前よりものびのびと働けるような職場を見つけられたらいいなと思います。